12月, 2020年
☆年末年始休業のお知らせ☆
今年は、コロナウイルスの影響で
本当に大変な一年になりましたが、
お陰様で、ご利用いただくお子さまたちも、
私たち職員も、みんな元気に過ごすことができました。
終わってみれば、とても楽しい楽しい一年で、
良いニュースにも恵まれ、幸せな一年となりました。
これもひとえに皆様の日頃よりのご理解とご協力の
賜物と感謝申し上げます。
さて、こどもプラス池田教室は、
12月29日~1月3日までの間、年末年始休業と
させていただきます。
また来年2021年は、1月4日から営業させていただきます。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。
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☆2020年のグッドニュース☆
2020年があと少しで終わる、そんな時期に、
こどもプラス池田教室には次々と良いニュースが
舞い込んできました。
まずは、場面緘黙をお持ちのお子さんが
「指定校推薦での面接試験に受かり大学合格したよ!」
また、中学のお子さんが
「通知表で「4」をとったよ!」
そして、他の中学生のお子さんは、
「応募した短歌がジュニア賞に入賞して、雑誌に載ったよ!」
と、本当に嬉しいニュースばかりでした。
「諦めなければ、きっと夢がかなうよ」
お母様方にも、お子さんたちにも、そう日頃から
お伝えしてきましたが、何年もお付き合いしているうちに
本当にそんな瞬間に立ち会わせていただいて、
私たちこそ、「諦めなめれば、きっと叶う」ということを
お子さんたちに教えていただいたと、
感謝の思いでいっぱいになりました。
本当に素敵な瞬間を、ありがとうございました🍀
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☆2020年12月 クリスマス会☆
今年の25日は金曜日でした。
いつも土曜日に開催することが多いですが、
金曜日のお子さんも参加できるので、
今回は終業式の後になりますが、金曜日に
することにいたしました!
終業式の後ということもあって、みんなの
テンションはMaxの様子です💦
楽しみにしてくれているんだね~。

初めと終わりの2回に分けて4冊の絵本を読んでもらったり。

クリスマスのイラストで神経衰弱をしたり。

「これはどこにあったかなあ?」

トナカイさんになって、プレゼント運び競走をしたり。

「いそげ、いそげ」

フープを使っての椅子取りゲームをしたり。

おやつにはケーキも出ましたね🎂

みんなが一年間運動をがんばったので、
今年もサンタさんが来てくれました!

持ち帰りのおやつをもらって、
みんなで記念撮影📷✨

あっという間の4時間でした。

楽しかったことは言うまでもなく🎅


☆2020年12月 工作 スノーマン作り☆
今年も早いものであっという間に12月に入りました
今月の工作は、粘土を指先でこね、
中に絵具を入れて色をつけて作る、
スノーマンのクリスマス飾りです。

指先や掌全体を使って粘土をこねるのは、
感覚統合にもなります。

落ち着いて取り組めていますね。

こんな可愛い作品ができました。

カラフルなミニチュアの世界✨
なんてステキなんでしょう⛄


☆2020年12月 日々の努力で☆
こどもプラス池田教室は1月が来ると
4年目を迎えます。
オープン当初から3年間お通いのおこさんは、
車から降りるのも足元が不安定で、介助を必要と
しておられましたが、先日行った平均台とバランスボード
で作ったコースを歩いてもらったところ、
最初こそ何度も片足が落ちてはまた乗せるを
繰り返していましたが、そのうち介助を止めて、
自分一人で歩くことを進めると、意を決したようで
落ちても諦めず、真剣に一歩一歩、歩を進めていきました。
足を一本線上に真っすぐおいて歩くことは、
このおこさんにとっては、とても難しいことでしたが、
やがて、要領を掴み、落ちないで真っすぐ
歩けるようになりました。

3年間、こどもプラス池田教室で、必要な運動遊びに
熱心に取り組まれた事ももちろんですが、
毎日ご自宅で、お母様と一緒に腿上げの練習を
地道に続けてこられたことが、
今日の彼のこの姿に繋がったのだろうと思います。

身体だけではなく、心も「きっとできる!」「諦めない!」
と強く成長されているのだと思います。
日々の努力の大切さに、感動をいただいた一日でした。
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☆2020年11月工作 みのむしさん☆
皆さんは子どものころ、秋が深まり木枯らしが吹く
季節に、木の枝で作った温かい布団にくるまった
蓑虫を見つけたことがありますか?
わたしはよく、木枯らしに揺れる蓑虫を見つけては、
中にどんな虫が入っているんだろう?と
そっとまとった布団を剥いで、
中の虫を掌に乗せ、遊んだことがあります。
中には黒くて小さなイモムシが入っていて、
わたしの指に糸を出し、ブラ~ンとぶら下がって
揺れるのを楽しんだりしました。
今回の工作は、その「みのむしさん」ですが、
今のこどもさんたちは、見たことがないようなので、

こんな画像をお見せして、学習してから
取り掛かりました。

ゆらゆら揺れて、布団からチラチラ顔を出す
かわいい「みのむしさん」ができました!
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☆2020年11月 物を見て絵を描こう☆
「芸術の秋」にちなんで
こどもプラス池田教室では、11月21日に
「物を見て絵を描こう」を行いました。
自閉症のおこさまの中には、
細部は細かく見えているが、全体像を把握することが
困難であるという独特の特性があり、
物の輪郭をとらえることが非常に苦手なところがあります。
ドラえもんやアンパンマンには黒くて太い輪郭があるのに
実際にある身の回りの物には、そういった黒くて太い輪郭
はありません。
いざ、絵に描こうとすると、この見えない輪郭を
どう描けばいいのかわからなくなってしまうことも
あるようです。
図工の時間、何も書けずにただただ席に座っていたという
おこさんいるとしたら、こういったことが原因で、
どこから、どんなサイズで、書いていいか
分からないのです。
こどもプラス池田教室では、図工の時間に
一人でどうしていいかわからず、絵を描くことが
苦手になってしまわないように、
時々、季節の物や、身の回りの物を、
書く時間を作っています。
今までに、桜、リンゴ、秋桜を書いたことがあったので
今回は、「みかん」と、
いただいたばかりの「九九積み木」を
書くことにしました。
「みかん」は、ただ丸いだけでなく、でこぼこがあった
り、ヘタのところにくぼみがあったりします。
色も、オレンジ一色ではありません。
ツルツルに見えますが、よく見るとツブツブや傷もあります。
「積み木」は、スギやヒノキといった木でできているの
で、年輪や柾目がきれいに出ています。
また、立方体なので、見る角度によって見える面が変わります。
小学4年生の算数では、立方体の展開図を習いますが、
展開図は、日頃から生活の中で立方体を手にし、
触れていないと、空間認知力が必要なので、
見えない面や辺を捉えることが難しいです。
算数の時間にも困らないように、「積み木」を選びました。
ただのオレンジの丸と、
ただの茶色い四角にならないように、
しっかり説明をしてから書いてもらうと・・・。




と、こんな風に、苦戦しながらもみかんと積み木の
特徴を捉えて描くことができました。
そうそう、こんな力作もあります。

立体は、何度もよく見て描いていくことで、
色んな面を捉えていけるようになると思います。
今後も取り組んでいきますね。
