☆2022年8月 みんな夏休みの宿題は終えたかな☆
明日は始業式。
2学期が始まります。
みんな、無事に宿題できたのかなあ?
算数や漢字のドリルに思い出日記、
自由研究や工作、そして読書感想文は今でもあるのかなあ?
私はこどもの頃、読書感想文が嫌いでした。
読書がきらいだったわけではありません。いえ、むしろ大好きでした。
文章を書くのがきらいだったわけでもありません。
それならどうしてか、というと・・・
それは、本を読んだときに感じた、
心が震えるような感動や、
なんだか胸が温かくなって膨らんだような幸せな気持ち、
世の中の不条理さにこどもながらに胸を痛めた、
といった複雑な気持ちを、簡単に文字になんてできないし、
してしまうとなんか違う。
嘘になってしまう。
軽くなってしまう。
そんな気持ちになってしまうからでした。
文章力がなかった?と言ってしまえばそれまでですが、
自分の気持ちを大事にしたい。そういう想いだったのだと思います。
そして、それは大人になった最近までそう思っていました。
ところが、ある人が、こんなことを言っています。
読書感想文は、読書「感動」文ではありません。
ホントに感動したことは簡単に言葉にできません。
読書感想文を書くとは、そこそこ考えたり感じたりしたことを、
正しい日本語で論理的に淡々と書くということ。
そうだったのか。「感動」文ではなかったのか。
感動文だと思っていたから、書けなかったのか。
と、この歳になって初めて気づきました。
胸の奥で感じた熱い思いを、簡単に言葉にはできない。
だから、淡々と、でも丁寧に、綴っていけばいいんですね。
まだ、読書感想文が書けないで困っている子はいませんか?
もしいたら、感じた気持ちと全く同じでなくていい。
気を楽にして、自分なりの言葉で書いてみませんか?
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